Rails製ECサイト構築パッケージSpree

コンバンハコンバンハue10000です。


Blogの題名ではPython・・・・ォイ
ですがRailsのが好きだったりしますww


というわけで、活発に開発が進められているSpreeについての導入メモ。ECサイトと言えばPHPosCommerce・ECCube等が有名ですが、Ruby on Rails制のECサイト制作に役立つパッケージを触ってみました。
インストール用のドキュメントは充実しています。
まずはインストール

$ rails new sampleapp
$ cd sampleapp

続いてGemfileを編集/追記します。*1

# edit Gemfile
gem 'sqlite3-ruby', '1.2.5', :require => 'sqlite3'
gem 'spree'

bundle installします。*2

$ bundle install vendor/bundle

インストールはこれだけ。


さてここから順番にspreeのサンプルサイトを使えるようにしていきます。コマンドいくつか叩くだけ。

$ rails g spree:site
$ rake spree:install
$ rake spree_sample:install
$ rake db:bootstrap

rake db:bootstrapの部分ではいくつか質問が来ますのですべて「y」で答えてください。

これでdevelopment環境下でサンプルサイトを閲覧できます。

$ rails s

ブラウザでhttp://localhost:3000にアクセスしてみてください。ユーザー側に見える動きを確認できます。


サイト管理パネルはhttp://localhost:3000/adminで確認できます。
デフォルトのユーザ名:spree@example.com、パスワード:spree123です。


これだけの操作で一端のECサイトが作れるのは非常に便利です。というかすごいんじゃね?確かにPHP製のものも手軽だし、今更数では追いつけないだろうけどこれいいと思う。国内ではVPS価格落ちまくりだし、Linux気にしない人ならPHP設置するより楽な気も。RVMもあるし、passengerもあるし、apacheもいけるし、nginxもいけるし。


明日は多言語化してみます。その後はデザインのカスタマイズかな。機能拡張はEnginesで拡張できるみたいだから楽そう。

ちなみに多言語化Ruby1.9系+Ruby on Rails3系を使うと結構茨の道が想定されるので*3Ruby1.8.7+Rails3で行きます。

*1:環境の関係でsqlite3-rubyはバージョンを指定しています。

*2:RVM環境下ですが、全体の環境に影響を与えたくないため、vendor/bundle配下にインストールしています。

*3:Ruby1.9は文字列に型を持ってるので